転勤族妻はじめました

故郷の福岡に帰りたいと思いつつ、東京、大阪で働き、血迷って転勤族の夫と結婚し、今は石川に住んでいます。だけど意外と楽しいかも!

書評

上手に謝れるようになりたい

昨日こんなことがあった。 出社したら、当初聞いていた〆切が急に明日に変更になっていた。 そんなこと聞いていません!電話口で反論すると 「メール送ったわよ」とクライアントは言う。 メールを見たら、確かに来ていた。昨日の21時に。今見たわ。 なんだか…

産婦人科に置いてある本って全体的に桃色

診察待ち時間長すぎて、本を4冊も読んでしまいました。 産婦人科なので、ママになるとか赤ちゃんとか料理本が多い。 今日産婦人科で読んだ本を記しておきます。このブログも産婦人科で書いてます。どんだけ待たせるんや! 高島彩日記 高島彩 彩日記-Birth- …

『美人はこれを食べている』

発酵食品、生野菜、玄米、亜麻仁油… やっぱり、楽してキレイになる方法なんてないのよね。 書いてある内容は特別新しくなくって、 フルーツや生野菜から食べようとか、 味噌は美容にいいとか、 粉物を控えようとかそんな感じ。 でも、一番印象に残ったのは、…

『こうふく みどりの』 西加奈子は動物好き

『きいろいゾウ』しか読んだことがなく、その時は何て読みにくい小説かと思ったけれど、今回は比較的読みやすかった。 彼女の作品は、文字はふわふわして読みやすいのだけれど、さらっとは読めない。あれ、この人だれやったっけ?あれ、このシーンはなんだ?…

のだめカンタービレ英会話

英語版の『のだめカンタービレ』を読み始めて、8巻まで進みました! 今日覚えたフレーズはこれ! 「次は君の番だよ」 日本語では、「次はくろきんだな」。 英語では、"It's your turn next " グーグル翻訳のアプリが本当に大活躍! 9巻ではいよいよのだめの…

習慣にしたいなら好きなこととセットでしよう

昨日はビジネス本著者の美崎栄一郎さんのセミナーに参加しました。学生時代、就職活動で花王に行ったときにお話を伺ったのが、当時会社員だった美崎さんだったのです。会社員時代に朝食会や読書会を始め、そこで本の著者を招くようになり、次第に出版社と繋…

のだめカンタービレの英語版

金沢には国際交流ライブラリーがあり 外国語の書物が多数置かれています。 そこにはなんと、マンガまで!大好きな『のだめカンタービレ』がある! せっかくなので借りてきました。 例えば、「羽を伸ばしましょう」というこのセリフ、 英語では、「Let's go k…

松浦弥太郎『今日もていねいに。』は心のデトックス本

ファッション雑誌Oggiの連載コラムで 初めて松浦弥太郎さんの存在を知りました。 とても素敵な文章を書く方で、珈琲片手に読むとすごくリラックスできます。Oggiは働くアラサー向けの雑誌で、パリッとしたスーツとか、ゴージャスな女子会とか、朝はスムージ…

『かなたの子』が描く8つの生と死

何だろう、この、漠然とした恐怖。 すごく、日本的なホラー映画に近い、ジトジトした感じがしました。 血がドビューって出て人がバンバン死んで、悪霊を退治したら無事平和な日常が戻るみたいな欧米のホラーとは違い、『かなたの子』ではあんまり解決しない…

出産のリアルをつづった『きみは赤ちゃん』

川上未映子『きみは赤ちゃん』、面白いだけじゃなく、時にはダークな部分もあっけらかんと綴っています。自分の弱った姿をこんなにさらけ出せるなんてすごい。 例えば 「夫が眠っていると殺意がわくよ」 よく言われることだけれど、実際に殺意が湧く様子を、…

浅井リョウ『何者』は小説で学ぶ心理学

これは、大学生の日常そのまま。 私にも存在したし、今の学生にもきっとそう。同じ目標を目指して共に頑張ってきたはずの仲間との溝について書かれています。 SNSの裏アカウントで友達の悪口を書いていた彼はそうすることでしか自分の平常を保てなかった…

書評 すべての仕事はクリエイティブディレクションである

タイトルからしてそうだけれど、なんと断定の多いこと! 職業柄、解釈の違いが起こらないようにしているのでしょう。 課題とは○○である。アイデアとは○○である。全体的にキリッとした文体です。 こんな人が就職の面接官だったら鍛えられるだろうな。 君の夢…

『モモ -時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子の不思議な物語』 感想

雑誌で紹介されたから試しに読んでみたら衝撃を受けた。 これが1970年代に書かれた本だなんて信じられない。 だって、これは、今でも起こっている問題だから。 物語の主人公モモは、人の話を聞いてあげることで、不思議と周りを幸せな気持ちにさせてくれ…

ミー・ビフォア・ユー 君と選んだ明日 感想

『プラダを着た悪魔』のように、主人公が鬼のようなボスに出会って成長していく姿が好きな人には たまらない一冊。 お金を稼ぐために、とりあえず6か月限定の介護職についた主人公ルーが担当したのは、かつての実業家ウィル。地元から出たこともなく、それを…

『ヒーロー』 ロンダ・ハーン 感想

数年前、ザ・シークレットを読んだとき、すごく心が躍った。夢をみて妄想をしていいんだ!空想に浸る時間があってもいいんだ!逆に言うと、望む姿をイメージしなければ実現できない。思考が現実になるということを学んだ一冊。 今回のヒーローは、そのザ・シ…

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 七月隆文 感想

今日、東京駅構内の書店で見かけてジャケ買いしたこの本。 だって、表紙が素敵だもの!『神様のカルテ』と同じカスヤナガトさんのイラストだもの!!知らない作家だけれど、狭い駅構内の書店で平積みされるということは、人気を博している人なんだろう。新幹…

『「結果を出す人」はエクセルをどう乗りこなしているか』 美崎栄一郎

美崎栄一郎 さんの本は、カバーが好き。 『残念な努力』の時は、 表紙の文字をカバーからはみ出して作っていて 残念な感じが伝わるし、 『枠からはみ出す仕事術』は、表紙の文字が 枠から一つはみ出すデザインになっていて 伝いたいことが表紙から分かるのだ…

『この女』 森絵都

今から15年前、中学の時に読んだ本で今でも覚えているのが 『カラフル』という本。 黄色いカバーが可愛くて思わず手に取ったその本は、 可愛らしい表紙とは裏腹に援助交際や自殺する過程についても触れられていて あまりに面白すぎて、ページをめくる手が止…