転勤族妻はじめました

故郷の福岡に帰りたいと思いつつ、東京、大阪で働き、血迷って転勤族の夫と結婚し、今は石川に住んでいます。だけど意外と楽しいかも!

『かなたの子』が描く8つの生と死

何だろう、この、漠然とした恐怖。 すごく、日本的なホラー映画に近い、ジトジトした感じがしました。 血がドビューって出て人がバンバン死んで、悪霊を退治したら無事平和な日常が戻るみたいな欧米のホラーとは違い、『かなたの子』ではあんまり解決しない…

出産のリアルをつづった『きみは赤ちゃん』

川上未映子『きみは赤ちゃん』、面白いだけじゃなく、時にはダークな部分もあっけらかんと綴っています。自分の弱った姿をこんなにさらけ出せるなんてすごい。 例えば 「夫が眠っていると殺意がわくよ」 よく言われることだけれど、実際に殺意が湧く様子を、…

着物で歩く金沢おすすめスポット

この前友人と着物で街歩きをしてみたら、これが本当に楽しかった!! 普段歩いている町も、着物を着ると違って見えます。金沢には着物が似合う場所がたくさんあり、1日中楽しめました。特におすすめの3つをご紹介します。 1.東茶屋街 www.kanazawa-kankou…

GWは博多どんたく

博多では毎年GWに「どんたく」というイベントがあります。 博多のメインストリートをパレードしていくお祭りで、九州各地の団体が参加しています。基本はしゃもじを手にもって踊るのですが、バトントワリングや楽器、ドジョウすくなどなんでもありでとにかく…

ドライアイ向けコンタクトはデイリーズトータルワン

いつの間にドライアイになったんだろう。 10代の頃は大したケアもせず1日中つけていても平気だったのに、今は普通のコンタクトではもう目が乾いて辛い。 コンタクトは最初ハードレンズから始めて、高校でワンデーアキビュー、大学生ではメニコンとディファイ…

金沢 シーン別おすすめディナー

金沢にはおいしいお店がたくさんあります。 お手軽なら秋吉! 美味しくて安い焼き鳥屋さん。一人3,000円以内で飲み食いできます。 活気があっていつも混んでいる、地元に愛されるお店です。特に週末は家族で楽しんでいる人が多く、テーブル席はファミレス化…

営業電話ってカレンダーの役目も果たすのだ

県外のナンバーから電話がかかってきた。 予想はしていたけれど、やはりそう。営業電話だ。 「フレッツ光のご案内をしております。インターネットはどうされていますか?」 インターネットは間に合っている旨を伝えたら、「そうですか、すいません…」そうで…

車なしで金沢に住むなら武蔵ヶ辻が便利

金沢に来た当初は金沢駅の西側に住んでいました。 駅西本町や西念のあたりはファミリー向け住宅も豊富で大型スーパーやホームセンター、県立病院もそろっています。子連れや車がある方には便利な町です。 だけど・・・車がないと不便! 土日は旦那の車で移動…

浅井リョウ『何者』は小説で学ぶ心理学

これは、大学生の日常そのまま。 私にも存在したし、今の学生にもきっとそう。同じ目標を目指して共に頑張ってきたはずの仲間との溝について書かれています。 SNSの裏アカウントで友達の悪口を書いていた彼はそうすることでしか自分の平常を保てなかった…

恋愛ゲームの有効活用

恋愛ゲーム市場があつい。 恋愛ゲーム自体は今に始まったことではないけれど、 若い女性がはまるようになったのはここ最近だと思う。 少女漫画に出てくるようなロマンチックなセリフが魅力らしい。ちょっと興味あるな。 でもそのゲームを、もっと健全な分野…

書評 すべての仕事はクリエイティブディレクションである

タイトルからしてそうだけれど、なんと断定の多いこと! 職業柄、解釈の違いが起こらないようにしているのでしょう。 課題とは○○である。アイデアとは○○である。全体的にキリッとした文体です。 こんな人が就職の面接官だったら鍛えられるだろうな。 君の夢…

読書好きが選ぶ金沢おすすめカフェ 3選

読書を家ですると、 ついついTVやお菓子の誘惑に負けてしまうので 週末はもっぱらカフェで読書をしています。 金沢駅周辺のカフェはけっこう行ったかな。 その中でもおすすめなカフェはこちら! 1.謎屋珈琲 nazoyacafe.jp 広々としていて、ゆっくり読書…

金沢の困ったところ

ICカードが使えない 北陸で今もっとも人が多い金沢駅。多くの人が利用するその駅では、suicaが使えないどころか、自動改札機すらない。駅員さんが毎回きっぷをチェックしています。当然、改札は混雑します。これ、せっかちな関西人だったら怒るんちゃうかな…

金沢のよいところ

金沢に来て半年以上経ちました。 それまで北陸に足を踏み入れたことがなかったから、観光スポットや人柄などほとんどイメージを持たないまま引越ししたので、毎週発見があって楽しいです。今回は、その中でも金沢のいいところを紹介します。 治安 「もっと他…

ドライアイの点眼薬2 ムコスタ

あんまり目薬の名前なんて憶えないけれど、すごく印象深い目薬があります。 それがムコスタ。 「良薬口に苦し」をまさに現したような薬でした。 眼の乾きに悩んでいたら紹介されたジクアスとムコスタ。 どちらがいいか聞いたところ、その先生は言いました。 …

ドライアイの点眼薬1 ジクアス

ドライアイだと自覚症状が出たのは2年前。 これまで普通に使っていたコンタクトレンズが乾く。 2週間タイプなのに、2週間もたない…! 当時はノートPCを持ち歩き、携帯電話も2台持ち、 さらにiPadまで使っているんだから、そりゃ目が乾くでしょう。 眼科医…

イラストを描けるようになりたい。

簡単なイラストやアイコンを作りたい! そう思ってillustratorを始めました。 自分の作品は、かわいい。 こんな水玉でも、めっちゃかわいい! 今度はクリスマスツリーに挑戦します。

『モモ -時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子の不思議な物語』 感想

雑誌で紹介されたから試しに読んでみたら衝撃を受けた。 これが1970年代に書かれた本だなんて信じられない。 だって、これは、今でも起こっている問題だから。 物語の主人公モモは、人の話を聞いてあげることで、不思議と周りを幸せな気持ちにさせてくれ…

私だけでしょうか①  日本流通産業株式会社のトイレクリーナー

どこかのドラッグストアで買ったトイレクリーナー。 その文言気になってしまうのは、私だけでしょうか。 誰も製品の説明なんて読まないのかな。 でも一目見たときから気になって、トイレ掃除するたびに気になって、 ついには、他メーカーのトイレクリーナー…

サイクリング

2ヶ月前に買った赤い自転車が大のお気に入り。 これまで買い物用のママチャリしか乗っていなかったので ギアのついたタイプは初めてだったんだけれど 慣れるとすごく乗りやすいし、なんたって見た目がカッコいい! 週末に旦那とサイクリングするのが、 最近…

『海月姫』を読んだ

一気に11巻まで読んだ。 さえないヒロインが王子様に見初められて可愛く返信するという 王道ラブストーリーだけれどもすごく面白い。 現代のオタク文化をよく研究しているなあ。 11巻にもなるのに、ヒロインと相手男性はまだキスすらしていないところが …

タバコ屋モモコちゃん

温泉旅行もかねて、母方の祖父母に会いに九州へ。 初めて旦那を祖父母の家まで連れてきたもんから、おばあちゃんはそりゃもう大喜び。 「あらまあ美男子や!」 「お見合いでもないのにこんな良い人に出会えるなんてねえ」 旦那を見てはあれこれ感想を述べる…

ミー・ビフォア・ユー 君と選んだ明日 感想

『プラダを着た悪魔』のように、主人公が鬼のようなボスに出会って成長していく姿が好きな人には たまらない一冊。 お金を稼ぐために、とりあえず6か月限定の介護職についた主人公ルーが担当したのは、かつての実業家ウィル。地元から出たこともなく、それを…

おいしい記憶 エッセー表彰式

初めて文章を書いて受賞したのは、 昨年の「おいしい記憶エッセーコンテスト」。 授賞式の帰り、偶然審査員の1人とエレベーターで一緒になった。雑誌の編集をしている人だ。 「確か弟さんの話を書いた人だよね」 彼は私に話しかけてくれて、続けてこう言った…

『ヒーロー』 ロンダ・ハーン 感想

数年前、ザ・シークレットを読んだとき、すごく心が躍った。夢をみて妄想をしていいんだ!空想に浸る時間があってもいいんだ!逆に言うと、望む姿をイメージしなければ実現できない。思考が現実になるということを学んだ一冊。 今回のヒーローは、そのザ・シ…

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 七月隆文 感想

今日、東京駅構内の書店で見かけてジャケ買いしたこの本。 だって、表紙が素敵だもの!『神様のカルテ』と同じカスヤナガトさんのイラストだもの!!知らない作家だけれど、狭い駅構内の書店で平積みされるということは、人気を博している人なんだろう。新幹…

OAAA広告エッセイ大賞 受賞

広告エッセイで優秀賞を頂きました。広告のプロ達の目に留まったことが嬉しいです! それにしても、 大阪アドバタイジングエージェンシーズ協会って…長いな。

『「結果を出す人」はエクセルをどう乗りこなしているか』 美崎栄一郎

美崎栄一郎 さんの本は、カバーが好き。 『残念な努力』の時は、 表紙の文字をカバーからはみ出して作っていて 残念な感じが伝わるし、 『枠からはみ出す仕事術』は、表紙の文字が 枠から一つはみ出すデザインになっていて 伝いたいことが表紙から分かるのだ…

『この女』 森絵都

今から15年前、中学の時に読んだ本で今でも覚えているのが 『カラフル』という本。 黄色いカバーが可愛くて思わず手に取ったその本は、 可愛らしい表紙とは裏腹に援助交際や自殺する過程についても触れられていて あまりに面白すぎて、ページをめくる手が止…

コンタクトレンズ物語2 ~恋するオーストラリア編~

人生で初めて着けたハードコンタクトは、結局あまりの痛さに諦めてしまったが、再びふつふつとコンタクト意欲が沸く出来事があった。夏休みにオーストラリアのホームステイが決まったのだ。語学学校に行くバスの中で、あるいはホストファミリーのパーティー…