転勤族妻はじめました

故郷の福岡に帰りたいと思いつつ、東京、大阪で働き、血迷って転勤族の夫と結婚し、今は石川に住んでいます。だけど意外と楽しいかも!

茶屋街で緑茶を楽しむ@茶房一笑

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昨日、イタリア人にひがし茶屋街を案内しました。彼はヨーロッパを出るのが初めてで、日本の自然や街並みはとてもエキサイティングだとのこと。

「文字も読めないし、自然の木々もなんか違う。だけど全然違うっていうわけじゃない。似ているところもあるね。歩いているだけで楽しいよ。」

グリーンティー、特に抹茶や玉露がヨーロッパでは高いから、日本ではグリーンティーを楽しみたいという彼。連れて行ったのはひがし茶屋街の「茶房一笑」。お茶とお菓子のセットで1,080円もする、完全に観光客相手のカフェなのですが、雰囲気もいいし、説明も丁寧なので割と好きです。彼は迷わず抹茶を注文。

ここは昭和天皇に献上したというのがウリで、彼にそれを伝えようと思ったのだけど、献上ってどう言うのかわからず、「このお茶はエンペラーも飲んだお茶です」と伝えました。するととても驚き、「この店は雰囲気もいいし、香りもいい。お茶は安くないけれど、高すぎるわけでもない。とてもいいお店だね。僕一人じゃ見つけられないお店だった」エンペラー効果か、思った以上に反応がよく、香りがいい、苦みがいい、お茶菓子も甘すぎず上品だととにかく褒めてくれて、お母さんにも飲ませたいと、お土産に5袋もお茶を購入していました。そうそう、急須のお手入れについても質問されました。どうやって洗うのって。だから、洗える部分だけソープで洗って、あとはお湯を入れてシェイクして出す、それだけだよ。使う前にも一度お湯を入れてしゃばしゃばしてねって伝えました。これが正しいのかわからないけれど、我が家ではこれでOK。

 

ただ、お店を出た後、ちょっとだけ残念そうに一言。

「たくさん買っちゃったけど賞味期限がこんなに短いなんて知らなかった。僕は毎日飲むけれど、プレゼントした相手が飲み切れるか心配だ」

ヨーロッパでは、お茶の賞味期限は1年以上あるそうですが、今回買ったお店は賞味期限が2017年の1月~2月のものばかり。フレッシュさを楽しむ期間は確かに短いけれど、別に期限過ぎてもお茶は飲めるよと伝えました。

そうか、賞味期限についてちゃんとチェックしてあげればよかったな。ちょっと失敗です。次だれかを案内するときは、賞味期限についても伝えよう!